■単位互換とは
大学間の交流と協力を促進し、教育内容の充実を図ることを大きな狙いとして、所定の条件のもとで学生が自らの在学する大学以外の大学で授業科目を履修することで、他大学における履修が学生の個人的な判断にゆだねられるものではなく、あくまでも大学の教育的な配慮のもとに実施するものです。大学は、それぞれの教育課程に応じた授業科目を開設していますが、さらにカリキュラムの内容を豊富にしようとするものです。
社会の価値観の多様化、学問領域のボーダレス化などにより、学生のニーズもひとつの大学の枠を越えて広がっており、本制度により、学生は所属する大学では履修できない授業科目を履修することができ、より広汎な学習機会の獲得、広汎な視点を涵養することができます。
本学は高等教育共創コンソーシアム和歌山、紀の国大学協議会に加盟しており、同組織に参加している大学等の科目を受講することができます。また、取得した単位を本学の単位として認定することができます。受講料は無料です。
ただし、一部の科目については、受講料が必要となる場合もありますので、申込の際に確認してください。
なお、4年生(留年生を含む)が履修する場合は、必ず所属の学部等係(学生センター)に相談してください。
単位互換に関することは、学務課教育推進係(学生センター)で取り扱っています。
■高等教育共創コンソーシアム和歌山とは
社会の複雑化、高度化や、国際化の進展により、大学等の高等教育機関は、その知的活動により社会をリードし、社会の発展を支えていくという重要な役割がより一層求められています。
また、地域社会の一員として、地域社会の発展に貢献していくことがより一層求められており、地域との関わりを強めていくことが重要となっています。
こうしたなか、和歌山県内の大学などの高等教育機関が、その知的資源を結集し、連携?協力し、より一層の地域貢献と、その魅力発揮を目指して「高等教育機関コンソーシアム和歌山」を設立しました。
2023年に「高等教育共創コンソーシアム和歌山」へ、団体名を変更しました。
■紀の国大学協議会とは
紀の国大学協議会に参加する大学?工専?短大間で、『地(知)の拠点大学による地方創生推進事業』を実施するにあたり、各大学等の学生が他大学等の単位互換科目を履修し、それを在籍する大学等の単位として認定する制度です。
■放送大学
本学と放送大学との単位互換協定が締結されたことにより、平成 13 年度第 1 学期から本学の学生が特別聴講学生として放送大学の授業を履修し、修得した単位を、本学の単位として修得したものとみなすことができるようになりました。
放送大学では本学で開講していない分野の授業科目も多数開講しているので、幅広い知識の修得のためにも、この制度を利用して下さい。
受講料が必要です。