大谷陽香さん(化学メジャーの研究室を修了)
卒業年度 | 2011年度博士前期課程修了 |
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在学時所属 | 分析化学?機能有機材料グループ |
修士研究 | ブチルチオウレイド基で機能化した逆オパールヒドロゲルの構造色に基づく視認型親水性アニオンセンサーの設計 |
出身地 | 和歌山県和歌山市 |
現所属 | 一般財団法人化学物質評価研究機構 高分子技術部 |
Q. | 今、どんな仕事をされていますか? |
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A. | 依頼された試験片(主にゴムやプラスチックの高分子材料)の物理試験を行い、報告書にまとめ依頼者に提出しています。 |
Q. | 今の勤務先に就職した理由を話してください。 |
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A. | 私は研究職に就いて働きたいと思っていたのですが、見学した時に若手の職員も研究を活発に行っていることを知り、自分も熱心に研究できると思いました。また、高分子などの化学系から、医薬品の安定性試験などの生物系まで6つの部門があり、幅広い知識が得られると感じたためです。 |
Q. | 仕事は楽しいですか? |
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A. | 非常に充実しています。日々、自分の成長を感じますし、同時にもっと成長したい!と思います。たくさんの知識を増やして業務をよりスマートに、研究も熱心に取り組めるようになりたいです。 |
Q. | 大学や大学院で学んだことは活かされていますか? |
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A. |
大いに活かされています。大学の研究と今の業務は異なりますが、分析機器のことや問題点へのアプローチ方法などは大学で学んだことが活かされていると感じます。自分の研究のことだけでなく、学生時代なんとなく聞いていた友人や同期の研究内容が役に立つこともあり、自分の研究で得た深い知識、友人達のおかげで得た広い知識に感謝しています。 実は、大学での講義も今の仕事にとても役に立っています。今でも教科書を開き調べものをするのですが、板書したノートを見返すと、学生のときは気づいていませんでしたが、わかりやすくまとめられており、今さらながら先生方に感謝しています。 |
Q. | 学生生活の思い出をお答えください。 |
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A. |
吹奏楽団に所属し、3年時配属で研究室が決まるまでは学業よりも熱心に部活動をしていました。仲間と遊んだり、討論したり????青春を満喫していました。 研究室に所属してからは実験に夢中になっていました。一日の半分以上を研究室で過ごす日も多く、先輩、同期、後輩と切磋琢磨しながら研究して(たまに遊んで)いました。研究成果が出たときはとても嬉しかったです。
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Q. | 後輩にアドバイスをお願いします。 |
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A. | 和歌山大学では幅広い分野を学ぶことができ、知識の引き出しを多く作ることができます。異なる分野を勉強するのは大変ですが、いつか活きてきますよ! |