妙中 佐由理 さん
勤務先 | 和歌山市 建設局 道路部 道路管理課 保全第1班 |
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Q. | 現在の勤務先の業種と業務内容の種類を教えてください. |
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A. |
業種:土木職 業務内容:和歌山市道の補修 |
Q. | 現在携わっている仕事内容について教えてください. |
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A. |
和歌山市の管理する道路の補修や改修の仕事を行っています。私は、交通安全施設(カーブミラーやガードレール、転落防止柵、区画線など交通の安全を確保するための施設)の設置及び補修、橋梁の長寿命化を目的とした補修の仕事を主に行っています。市民の方からの要望の声に直接お答えし、成果が形に現れる仕事なので大変やりがいがある仕事です。 |
Q. | 授業や卒業研究など,大学(大学院含む)で学んだことが,今の仕事にどのように活かされているか教えてください. |
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A. |
授業や実習で学んだ構造力学の知識は、今の仕事で工事を担当していると必要となっており役に立っていると思います。 また、研究室で参加していた学外での論文発表は、期限までに計画的に自らの考えをまとめる力を身につけるよい経験になりました。研究への取組みは、仕事に対する取り組み方と似通っており、今でもその時の経験が社会人としての基盤となっていると感じています。 |
Q. | これまで関わってきた仕事の中で,印象に残ったもの,例えば達成感の得られた仕事や悔いの残った仕事,などについて教えてください. |
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A. |
橋梁の補修工事は、初めて工事を担当したということもありとても印象に残った仕事です。工事期間中の交通規制が不便との声を聞くたび、橋梁は対岸を結ぶとても重要なインフラだということを改めて考えさせられました。また、その重要なインフラを安全なものに、長期にわたり利用できるよう補修する仕事の大切さを実感しました。 補修が終わった橋梁を見て、橋梁を通行した方々からきれいになったという声を多数聞くことがあり、苦労を伴った分とても達成感を得られました。 |
Q. | 現在の勤務先に就職して,大学時代にやっておいたらよかったと思うことは何でしょうか. |
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A. |
社会人になって思うことは、学生時代にはとても自由な時間があったということです。国内外の長期の旅行にもっと行っておけばよかったと思います。今はLCCなどを利用すれば、とても安く旅行ができるのでうらやましいです。また、社会人になっても続けることができる趣味を見つけるためにも、もっと色々なことに挑戦しておけばよかったと思います。 |
Q. | 現在環境システム学科で学んでいる後輩やこれから環境システム学科を受験しようと思っている高校生に向けてアドバイスをお願いします. |
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A. |
環境システム学科は土木、建築、環境を広く学ぶことができる学科です。専門分野に特化するだけでなく環境システム学科でしか学ぶことができない広い知識と見解を身につけてください。 大学時代の経験はとても貴重なものです。様々な経験を積んで楽しい学生時代を過ごしてください。 |
※2013年7月1日現在の調査に基づいて記載しています。