- 劉 姝君さん
- 物理工学クラスタ
- 作成:2022年3月
私は、日常生活で光の魅力を感じるとともに、光学の専門知識や主体的に研究する能力を習得するため、中国の大学を卒業した後に来日して大学院に進学しました。
私が所属する情報フォトニクス研究室は、光波を利用した計測や記録などの情報処理技術に関する研究をおこなっています。その中で、私はディジタルホログラフィに興味があったので、一回の撮像で物体の三次元情報と色情報を取得できる単一露光一般化位相シフトカラーディジタルホログラフィの研究をおこなっています。留学生としての私は、研究室の先生や仲間からいろいろ助けてもらいながら、非常に楽しくて充実した研究生活を過ごしています。
大学院の講義は、学部時代とは異なり、主体的に学ぶ姿勢が求められます。「光情報工学」では、おもしろくて理解やすい事例を通し、各種光学的パターン認識アルゴリズムや実現光学系などを勉強できます。修得した知識を駆使し自らアルゴリズムを考え、自分の研究内容の理解を深めることができました。
研究は順調なことだけではありませんが、失敗から経験を学ぶ能力、逆境に負けないチャレンジの精神は人生の財産だと思います。自分自身の成長意欲がある皆さんは、ぜひ進学することをおすすめします!!