- 武政 実玖さん
- 知的モデリングクラスタ
- システム工学科2021年3月卒業(メディアデザインメジャー)
- インタビュー:2022年3月
私は入学時から「理系なら進学が多いかな」くらいに漠然と大学院に進学することを考えていました。3年次に周りが本格的に就活に入る際、外部への発表も未経験で自分の研究分野の知識も未熟だと感じ、やはり自分はもっと勉強したいと思い進学を決意しました。
私の所属する視覚メディア研究室では、基本的に自分のやりたいこと?興味のあることを好きに研究させていただけます。私はAR(拡張現実)技術に興味があったので、学部時代にはARとハンドトラッキングを組み合わせて遠隔作業支援アプリを開発しました。現在も同様にARを用いた遠隔コミュニケーションアプリの開発を目指し日々研究を行っています。
大学院の講義は、自分が学部のときに受講しなかった分野の授業が増えます。「都市環境デザイン論B」では実際に外へ出てまち歩きを行います。そのまちの現状を自分の目で見て確かめ、課題を明らかにし、今後の改善計画について全員で議論するという内容の授業でした。私は学部時代に情報系の講義をメインに受講していましたが、この授業を通して、このような分野を専門で学んできた方の知見を得ることができました。こうした、社会問題解決のためのノウハウは、情報系の自分の将来にも必ず役に立つと考えています。