卒業 | 2013年3月 精密物質学科 |
修了 | 2015年3月 ナノマテリアルクラスタ |
所属研究室 | 分析化学研究室 |
勤務先 |
ナイテック工業株式会社(NISSHAグループ) 生産技術部 |
職種 | 技術職(生産技術) |
インタビュー | 2016年6月 |
現在携わっている仕事内容について教えてください。 | |
現在は、NISSHA(NISSHA株式会社:2017年10月6日に日本写真印刷株式会社から社名変更)グループの産業資材事業における加飾フィルムおよび成形品の生産?販売会社、ナイテック工業株式会社で働いています。私の主な仕事は、成形品質安定化に関する取り組みです。 |
今の勤務先に就職した理由をお聞かせ下さい。 | |
「まだ世界にない価値を、新たな市場へ提供していく」というスローガンに共感したためです。就職活動をするにあたって、何に重きをおくかは人それぞれだと思います。私の場合は ”関西?面白いことをやっている?会社規模” に重点をおいていました。 |
仕事の楽しさについてお聞かせ下さい。 | |
大学や大学院で学んだ内容がそのまま活かせる職種ではないので、日々新しい知識が身についていると感じられるのが楽しいです。 |
大学院進学のきっかけはなんですか。 | |
研究テーマを中途半端なところで他人に引き継ぎたくなかったからです。 |
大学院での研究内容をお聞かせ下さい。 | |
新規蛍光バイオイメージング材料の開発です。 |
大学院の講義で印象に残っていることはありますか。 | |
コミュニケーション科学クラスタ、中島先生の「植生工学」です。授業タイトルと内容はかなりかけ離れていましたが、自分の研究について考え直す良い機会を与えてくださいました。 |
授業や研究など、大学院で学んだことで、現在の仕事に役立っているのはどのようなことですか。 | |
自分で考え、意見を述べるという姿勢です。学部時代は先生に言われるがまま研究を進めていましたが、大学院進学後は文献調査をしてから先生との打ち合わせに臨むようにしていました。まだまだ自分の意見を述べることは難しいですが、この姿勢がある or ないでは先輩や上司の態度も変わってくると思います。 |
学部と大学院で何が一番違うと感じますか(自分自身で実力が付いたと実感すること等)。 | |
「授業や研究など、学部や大学院で学んだことで、現在の仕事に役立っているのはどのようなことですか。」の回答と同じです。 |
大学院に入って良かったと思うことをお聞かせ下さい。 | |
一生の友ができました。夜遅くまで研究室に残って実験をしたり、悩み相談をしたり。苦労を共にした仲間は一生ものです。 |
学生生活で印象に残ったことがありましたらお聞かせ下さい。 | |
部活動 (混声合唱団) で、他大学と一緒にコンサートを開催したことです。やることなすこと全てが初めてで苦労も多かったですが、終わった後の達成感は今まで味わったことのないくらい素晴らしいものでした。このときのメンバーとは今でも交流があります。 |
もう一度、学生に戻れるとしたら、どのようなことをしたいですか。 | |
海外旅行に行ってみたいです。あんなに時間があったのになぜ行かなかったのか、今さら後悔しています。 |
大学の後輩や、これから大学院を受験しようと思っている受験生に向けてアドバイスをお願いします。 | |
自分のやりたいことを、とことんまで突きつめられるのが大学院というところだと思います。少しでも大学院に行きたいという気持ちがあるなら、是非受験を検討してください。いろいろなことを気にせず、思う存分に実験ができる最後のチャンスだと思います。 |
これからの目標などございましたらお聞かせ下さい。 | |
先輩や上司に「コイツすごいな!」と思わせられるようになりたいです。また、今後入ってくるであろう後輩に頼ってもらえる先輩になるべく、日々の勉強を怠らないようにしていきたいです。 |