1/17(水)16時30分~開催!:和歌山大学ドキュメンタリーシリーズ2023 「蟹の惑星」上映会のお知らせ
公開日 2024年01月15日
ドキュメンタリー映画は「世界の窓」と言われるように、世界で起きている事件、人々の生活、そして人生のあり方を教えてくれるものです。しかし、若者たちの間で映画離れが進み、それはさらにドキュメンタリー映画離れが深刻な状況となっています。そこで、学生たちに良質なドキュメンタリー映画を見る機会を増やし、その作品を通じて議論を行う学びを遂行するために「和歌山大学ドキュメンタリーシリーズ2023」を開催します。
3回目となる1月17日(水)は「蟹の惑星」を上映し、監督の村上浩康さんを迎えて、映画についての議論を上映後に行います。
「蟹の惑星」は「東京干潟」と同時上映された村上浩康監督の作品であり、東京オリンピック2020で開発が進む東京にも残る干潟にまつわる人々、そして生物の営みを描いた作品です。
参加はどなたでも歓迎です(参加方法など詳細は下記をご覧ください)。
多くの皆様のご参加をお待ちしております。
和歌山大学ドキュメンタリーシリーズ2023
上映作品
Tokyo Higara Project「蟹の惑星」村上浩康監督
蟹の惑星(2019年/68分/HD)
多摩川河口の干潟は狭い範囲に、多くの種類のカニが生息する貴重な自然の宝庫である。大都会の中で、これほどのカニが見られる場所はかなり珍しい。
吉田唯義さんは、ここで15年に渡って独自にカニの観察を続けている。数日おきに干潟を訪れては、カニたちの生態を調べ記録しているのだ。
吉田さんは誰よりも多摩川のカニに詳しいが、その視点はとてもユニークで、他の人が考えつかないような方法でカニたちの生態を調べている。
映画は吉田さんと干潟をフィールドワークしながら、カニたちの驚くべき営みを見つめていく。カメラはカニたちに限りなく接近し、肉眼では決して捉えられない世界を映し、迫力あるフォルムと美しい色彩が画面いっぱいに拡がる。
そして小さなカニたちの営みが地球や月など、宇宙とも結びついていることを解き明かし、さらには戦争や震災が与えた現実の問題までを描き出す。
身近な自然に目を向けることの大切さと、都市の中にある別世界を描く全編“カニづくし”のワンダームービー。
日時
2024年1月17日(水) 16:30~19:20
会場
和歌山大学 西4号館 T101号教室(和歌山市栄谷930)
登壇者
村上浩康(映画「蟹の惑星」製作総指揮)、木川剛志(Yokosuka1953監督、和歌山大学観光学部)
参加費
無料
参加方法
2024年1月16日(火)23:59までに、こちらのページ より参加申し込みをください。
当日飛び込みも歓迎しますが、満席の場合は参加できない場合があります。
主催
和歌山大学ドキュメンタリーシリーズ2023運営委員会(和歌山大学学内有志)