受賞しました!~「最優秀ドキュメンタリー脚本賞」受賞@第2回ヴェスヴィオ国際映画祭(木川教員)
公開日 2020年08月04日
イタリアで開催された第2回ヴェスヴィオ国際映画祭にて、本学部の木川剛志教授監督作品「Yokosuka1953」が「最優秀ドキュメンタリー脚本賞」を受賞しました。
2018年8月にアメリカから木川教員に届いたFacebookメッセージをきっかけに始まった、戦後横須賀に生まれ、5才の時にアメリカに養子縁組で渡った女性の実の母親探しの旅。全国放送番組などにも取り上げられ話題となったこの事業をまとめたドキュメンタリー映画「Yokosuka 1953」がイタリア、カンパニア州で開催された第2回ヴェスヴィオ国際映画祭にて、最優秀ドキュメンタリー脚本賞を受賞しました。同映画祭には540本の応募作がありました。
今回受賞をしたのは54分の中編バージョン。コロナ禍でナレーションなどが困難であり、長編バージョンの製作が終了しない中で生まれたバージョンでの受賞です。現在も世界の映像祭に応募中であり、今後、長編の製作、一般劇場での公開を目指しています。
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あらすじ
2018年8月、一通のメッセージが木川剛志のもとに届く。それは戦後混乱期に横須賀で外国人の父と日本人の母の間に生まれた一人の女性の娘からだった。その女性は5歳の時に養子縁組でアメリカに渡り、66年以上、実の母とも連絡を取れず、日本にも来たことがなかった。彼女の日本名は木川洋子。アメリカに住み、寂しさの中でも、母の愛情のぬくもりは忘れることはなかった。それが彼女の最後の心の支えだった。クラウドファンディングによって、彼女の母の足跡を追う旅が始まる。