小野田寛郎講演会の記事を公開しました。
公開日 2010年10月08日
10月18日(月)小野田寛郎講演会の記事です。
(注)講演会は終了しました。ありがとうございました。
出席者 約350人(?????回収 285人)
小野田寛郎講演会(記事) <写真の転載を禁じます。>
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和歌山大学で「小野田寛郎講演会」を開催
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去る10月18日、和歌山大学構内で「小野田寛郎講演会 ?人は一人では生きられない ?」を開催した。
フィリピンのルバング島で終戦後30年間任務解除の命令を受けられないまま戦闘を続行し、帰還後はブラジルに移住し牧場を経営する傍ら、野外活動を通して青少年育成活動を実施している、和歌山県出身でもある小野田寛郎氏を招き、「共に生きる」をテーマに講演会を開催した。
1908年に日本からブラジルへの集団移住が始まって以来、2008年には100周年を迎え、2009年にはブラジル和歌山県人会設立50周年を迎えた。当講演会は、この日伯交流の歴史を踏まえて、和歌山大学観光学部、(財)和歌山県国際交流協会、和歌山県中南米交流協会の3機関が主催したものである。
小野田氏は体験談をもとに、戦時下の特殊な状況であっても、人は社会の中でしか生きられない。社会で重要なのは絆であり、絆とは優しさである。優しさには強さが必要であり、強さにはゆとりが必要である。昨今の痛ましい事件は、絆が希薄になっているのが原因であるとの講演に、学生を含めた約350人の聴衆は熱心に聞き入っていた。
小野田寛郎講演会 人は一人では生きられない? (チラシ)
関連イベント「虹の架け橋?和歌山からブラジルへの移住者たち」? (チラシ)
関連イベントの主催:和歌山大学紀州経済史文化史研究所 (リンク)
日時:平成22年10月18日(月) 13:10?14:40
場所:和歌山大学経済学部講義棟E101教室(和歌山市栄谷930)
講師:小野田寛郎 先生 (財団法人 小野田自然塾理事長)
1922年 3月 和歌山県亀川村(現?海南市)に生まれる。
1944年 1月 久留米第一予備士官学校に入学。
12月 フィリピンに派遣。比島派遣。軍司令部参謀部付。
? ?ルバング島に派遣。遊撃指揮?残置諜者の任務が与えられる。
? 以来、30年間任務解除の命令を受けないまま戦闘を続行。
1974年 3月 作戦任務解除命令を受け日本に帰還。
1984年 7月 ルバング島の経験を生かし、キャンプを通じて青少年育成のため「自然塾」
?? を開講
1999年11月 文部大臣より社会教育功労賞を受賞。
2005年11月 藍綬褒章を受賞。
〔申込方法〕
電話またはfaxで「住所?氏名?電話番号?fax番号」を明記の上、和歌山大学観光学部
まで、お申込みください。
申込用紙
定員:先着360名(定員になり次第、締め切りとなります。)
(注)講演会は終了しました。ありがとうございました。
申込受付開始:平成22年10月4日(月)
※応募にあたり入手した個人情報は、個人情報保護要項に基づいて厳重に管理し、第三者
への開示や情報提供は行いません。
主催:和歌山大学観光学部/(財)和歌山県国際交流協会
(財)和歌山県中南米交流協会
後援:和歌山県/和歌山市/和歌山県教育委員会
協力:和歌山大学紀州経済史文化史研究所
和歌山大学観光学部 TEL 073-457-8547 fax073-457-8540