公開日 2017年10月18日
10月17日(火)に、大阪府立泉陽高等学校の1年生の皆様約20名が、システム工学部に見学に来られました。
はじめに、学生広報チーム「PRism」のメンバーから、システム工学部を含む大学全体の概要説明がありました。その後、知能情報学メジャーの和田俊和教授が模擬講義を行いました。「大学で学ぶこと」と題した講義では、まず、勉強は、目先のテストや周囲の人のためではなく、自分自身の価値を高め社会で活躍するために行うものだという内容で始まりました。また、世の中には、誤った情報や意図的に操作した情報が多いということが、和田教授の専門であるコンピュータビジョンの分野を例として示されました。最後に、物事を論理立てて考え、その本質をとらえることが重要だという話がありました。
その後の研究室見学では、2つの班に分かれ、機械電子制御メジャーの土橋宏規講師と環境科学メジャーの谷口正伸助教の研究室を交互に見学しました。土橋講師の研究室では、産業応用を目指したロボットハンドに関する研究の紹介や、高校生自身によるロボットアームでの把持の実演などが行われました。また、谷口助教の研究室では、研究テーマの紹介や、水質調査などに用いる化学分析装置の説明などが行われました。普段目にすることのないような装置を前に、皆さん説明に熱心に聞き入っていました。
今回の見学を通じて、和歌山大学および和歌山大学システム工学部に興味をお持ちいただければ幸いです。
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