図形処理アルゴリズムに関する研究
コンピュータ内の図形データ処理アルゴリズムについて研究しています。計算幾何学(Computational Geometry)といいます。その他、数理最適化やアルゴリズム全般に関して、研究と教育を行っています。
コンピュータはデータを処理する装置で、ハードとソフトからなります。ハード+ソフトの総合性能でコンピュータの性能が決まります。このうち、ソフトの性能を決めるのがアルゴリズムです。
解決すべき現実の問題に対して、数理モデル化し最適解を求め、現実の問題に適用する。この最適解を求める過程がアルゴリズムであるともいえます。アルゴリズムの高速化とその限界を研究する分野がアルゴリズム論ですが、図形が持つ構造情報を最大限に利用して、アルゴリズム論の一般的な高速化限界を超えるのが計算幾何学です。