- 宇川 徹さん
- システム知能クラスタ
- システム工学科2022年3月卒業(ネットワーク情報学メジャー)
- 作成:2023年3月
私は研究室配属の時点から進学を考え始めました。専門分野を決めて研究を始めることを意識した時に、学部生の残りの短い間では分野の専門知識や研究のスキルを会得することは難しいと考えて、十分に研究を進められるように大学院への進学を決定しました。
私は、学術情報の検索支援の研究をしています。現状日本の学術情報検索サービスは、論文の被引用数を集計できていないものも多く、限られたランキングでしか検索結果を表示できなくなっています。そこで私は、学術情報の時間的な閲覧傾向から、どのような職業や研究経験のユーザが閲覧しているかを推定できると考えて、入手が容易な网易体育履歴から、研究経験や職業に合わせた情報を上位に表示する検索システムを開発しています。研究にまとめるのは大変ですが、様々な説明の仕方や評価の方法を知るきっかけになるため、楽しんで研究を進められています。
大学院で印象に残っている講義はシステム工学講究です。この講義は毎週クラスタ内の様々な研究室の学生が研究発表を行います。他の人の発表や質問から様々な知見を得ることができるだけでなく、自身の研究やその発表を見つめ直す機会にもなる講義です。