- 車谷 朋寛さん
- ナノテクノロジークラスタ
- システム工学科2022年3月卒業(材料工学メジャー)
- インタビュー:2023年3月
私は大学を卒業してからは就職をするつもりでしたが、3回生になり研究室に配属され、考えが変わりました。理由は、研究室内で先輩方の知識量や発表のクオリティーの高さに感銘を受け、私も先輩方のように成長したいと思ったからです。この体験がきっかけとなり、私は大学院に進学することを決めました。
私の所属する研究室では主に計算機などを利用した理論的な手法で、物質のミクロな性質(電子状態)を研究しています。その中で私は酸化アルミニウムに吸着した有機分子の電子状態の研究を進めています。研究のきっかけは先生からいただき、現在もやりがいを感じながら研究活動に取り組んでいます。
大学院では学部生の時よりも専門的な知識を学ぶことができます。私は量子力学特論という授業が印象に残っています。量子力学については学部生の時から学んでいましたが、さらに細かな内容で大変興味深く感じていました。担当されていた先生は「これでもまだ量子力学のほんの一部しか触れていない。」とおっしゃっていましたが???。このように大学院では、高い専門性の知識を得る機会が多く、有意義な時間を過ごすことができると思います。
最後に、大学院は自分自身を非常に成長させてくれます。より成長したい方は是非大学院に進学して一緒に学びましょう。