- 大西 智佳さん
- デザイン科学クラスタ
- デザイン情報学科2016年3月卒業
- インタビュー:2017年3月
私は高専から第3年次編入学でシステム工学部に入りました。高専ではプログラミングなどの専門的な技術を学びました。しかし、技術だけではユーザが真に求めるシステムは作れないと思い、デザインについて勉強するため編入を決意しました。
学部では、ICTを使うユーザや利用環境のことを考えたデザイン(設計)の基礎を学びました。そして、より知識を深め、実績を積んでから就職したいと思い、大学院へ進学しました。大学院では、学部と比べて、自分の考えや研究内容について人に分かりやすく伝えるための発表の場が多いです。中でも大学院の講義で一番印象に残っているのは、異なる分野の学生や教員が参加する「システム工学講究」です。限られた時間内で、分かりやすく意図を伝えるためには図解が重要になるため、資料をまとめる能力とプレゼンテーション能力が身に付きます。この経験や知識を活かし、2つのコンペに参加した結果、それぞれ最優秀賞、審査員特別賞を受賞しました。
私が所属する空間デザイン研究室では、インテリア?建築?都市計画をフィールドにしたICTの活用に関する研究などを行っています。私は、グループで行うデザイン作業をICTで支援するための研究を行っています。研究室は学年問わず仲が良く、ゼミ生の誕生日会を開く等、アットホームな場所です。