【システム工学研究科】電気学会 第27回知能メカトロニクスワークショップで優秀講演賞を受賞

公開日 2022年12月07日


和歌山大学大学院システム工学研究科の吉川康太さん(博士前期課程2年、先進情報処理メカトロニクスクラスタメカトロニクス計測研究室)が、2022年9月に開催された、電気学会 第27回知能メカトロニクスワークショップで優秀講演賞を受賞しました。

  • 発表タイトル:
    「セルフセンシング形フレキシブルアレイ探触子における自己形状計測精度の向上」

この研究は、検査対象物の表面形状に沿って自在に変形する柔軟な超音波アレイ探触子を高分子圧電フィルムのバイモルフ構造で作製し、この探触子における各素子の形状(変形量)を探触子自身の圧電特性を利用してリアルタイムに計測しようとするものです。今回は、この自己形状計測の精度向上を目指した研究成果について発表しました。

知能メカトロニクスワークショップでは、これまで一貫して「これからの知能化されたメカトロニクスの果たすべき役割とその可能性、および解決すべき技術課題」を検討し、今後注目される分野とその課題に注目してきました。そして、各分野の展開?活性化と、我が国の科学の発展に貢献することを目指してきました。

今年の9月に開催された第27回のワークショップでは、対象者31名のうち、吉川さんを含む3名が優秀講演賞を受賞しました。

なお、吉川康太さんは、システム工学研究科長表彰の対象者に決定しました。

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