和歌山大学生が第43回全国きき酒選手権大会に出場しました
公開日 2024年11月21日
和歌山大学生2人が11月9日、赤坂インターシティコンファレンスで開催された「第43回全国きき酒選手権大会」に出場しました。
全国きき酒選手権大会とは
「全国きき酒選手権大会」は、1981(昭和56)年に日本酒文化の普及?振興を目的にスタート。対象はアマチュアで、各県予選を突破した代表者が日本酒に関する筆記試験と、7種類の日本酒について味や香りを確かめながら判別する「きき酒」を行い、日本一を競います。2013(平成25)年からは、日本酒好きな大学生が2人1組で競技に参加する大学対抗部門が設立され、さらなる熱戦を繰り広げています。
今年は一般(個人?団体)の部には全国33都道府県から76人の代表選手が、大学対抗の部には16大学18チーム36人の学生が、さらに今年新設された社会人日本酒愛好会対抗の部には11チーム22人が参加しました。
一般の部和歌山代表は和大生2人!
和歌山県酒造組合連合会さまから「若い人にも日本酒やきき酒の面白さを知ってもらいたい」とお声がけいただき、和大生が県代表で出場するのは今年で4回目です。
今年も和歌山大学生の中で参加希望者を募集し、筆記試験の学内予選を通過した経済学部の西村さんとシステム工学部の宮城さんが出場することになりました。
二人は事前に同連合会の方から技術指導いただき、きき酒の練習を行ったり、大会本部から送られてきたテキストをもとに日本酒の勉強をしたりして大会に挑みました。
全国から集まった日本酒好きに囲まれて緊張の大会当日
当日は、日本酒造組合中央会長のあいさつに始まり、優勝トロフィーの返還、選手宣誓などで開会。そのまま自席で筆記試験を行った後、別室できき酒競技を行いました。
立派な会場に全国から集まった県代表たちの姿にやや気後れしつつも、二人とも筆記試験ときき酒競技を無事にクリア。
残念ながら上位入賞とはいきませんでしたが、さまざまな年代の人と日本酒を通じた交流を楽しむとともに、大学対抗の部に参加していた各地の大学生の話に刺激を受けて帰ってきた2人。
来年もチャンスがあれば挑戦したいと意気込みを見せていました。