【開催報告】令和6年11月1日(金)令和6年度「多様な学生の支援を考える」FD/SD研修会「教育の一環としての学生支援とは―社会に守られる者から何かを生み出していく者へ―」
公開日 2024年11月26日
本研修会では,学生支援/相談の実践?研究に長年携わって来
られた高石恭子教授をお招きし,「今日の学生像」を起点に,
時代とともに変わったもの,変わらずにあるものは何であるか。
また,今の若者がどんな「生きづらさ」を抱えているのか。そ
れらを踏まえ,教職員はどのように学生の心理?社会的成長を
支えていけるのかについて,ご講演いただき,学生が社会に出
る前の最後の教育機関として,大学が果たせる役割について学
びました。
学内の教職員30名,学外よりオンラインで147名が参加しました。
参加者からは「どの年齢?発達段階でコロナ禍と対面しているの
かなど、学生の背景まで考えて対応することが必要だということ
を認識させていただきました。」,「実際に学生対応をしていて、
主体性や共感性の低下や学生の生きづらさについて感じることが
多々あったので、その要因についてわかりやすく説明していただ
き非常に勉強になりました。」,「学生支援の始まりから、今の時
代を生きる学生の変化の過程がよく理解できました。僅かながら
でも学生の実存的移行を支える教育の担い手になれるよう意識し
たいと思います。」,などの感想が寄せられました。
お忙しい中、ご参加いただいた皆様、並びに有益なお話をしてく
ださいました高石教授に、心より感謝申し上げます。
※本研修の様子を収録した動画が学内ポータルサイトで全教職員向けに公開されています。
主催:和歌山大学 キャンパスライフ?健康支援センター