第4回「障がい学生支援を考える」-性同一性障害を理解する-を開催いたしました。
公開日 2017年12月13日
平成29年11月30日に第4回「障がい学生支援を考える」を開催しました。今回は「性同一性障害を理解する」というテーマのもと、日本でも数少ない、性同一性障害を専門とする「ちあきクリニック」の松永千秋院長を講師としてお招きしました。
ちあきクリニック院長 松永 千秋 先生
松永先生は、性に悩んだご自身の過去、性同一性障害の基本的知識や現状、法的な背景についてなど、様々な内容を取りあげ、長年、性の問題に向き合って来られた知見から非常に情報豊かな講演を行ってくださいました。
参加者からは「“男性””女性“ではない、多様な性のあり方があることを知った」(職員)「本当の意味で専門的な知見を持たれた方の話を聞けて…有益でした」(教員)「最新の動向を押さえて解説いただけたが…性の課題を”障がい“という括りにしてしまうことに違和感を覚えた」(学生)「性の問題は、人格の問題、自分らしさの追求であるという説明がしっくりきた。生きづらさを抱えた学生への理解と支援が必要であると思う」(教員)など様々なご意見?ご感想が寄せられました。
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ご多忙の中、参加いただいた方(教職員?学生?高等教育機関関係者等)の合計は130名を超え、過去最大の人数となりました。ご来場いただいた皆様に心から感謝申し上げます。
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