有田川町立八幡中3年生、東京大学にて地域活性化案のプレゼン実施!
公開日 2024年11月05日
10月末、有田川町と和歌山大学の連携事業の一環として、「有田川町立八幡中学特別研修プログラム」が東京大学にて実施されました。当中学は全校生徒20名ほどの小さな学校ですが、修学旅行の機会を活用し、中3生7名及び教職員5名、和歌山大学食農センターから2名(岸上センター長と増山コーディネーター)、県庁から職員2名が東京大学を訪問。7名は、これまで実践を含めて時間をかけて練ってきた有田川町(清水地区)の地域活性化アイデアを、「未来ビジョン研究センター」の菊池教授をはじめとする7名の先生方と学生の前で発表いたしました。テーマは以下の通りです。
テーマ:「まちづくり」を多様な側面から考える ~温泉ガストロノミーのモニターツアーについて~
生徒達は緊張もありながら堂々と発表し、各先生方からも大変好評で励ましを含めた熱のこもったコメントもいただき、生徒や先生方のこれまでの取り組みへの自信を深める絶好の機会になったことと思います。発表後は安田講堂地下の食堂にて昼食をとり、学内見学を楽しんでいました。
人口減少が進む過疎地域の若者にこそ視野を広げる機会を、と今回のプログラムの実現に熱意を持って取り組まれた八幡中学の先生方の尽力には頭が下がる思いです。当センターとしても、双方の取り次ぎや手助けができたことを大変嬉しく思います。こうした試みが継続したものになることと、若者たちの地元への愛着や将来のUターン人材につながるものになることを期待します。