9月29日(土)13:00~17:00に、和歌山大学?福井大学連携フォーラム「成長し続ける教師を育てる-制度と支援のあり方を考える-」を開催いたしました。
公開日 2012年09月30日
9月29日(土)13:00~17:00に、和歌山大学?福井大学連携フォーラム「成長し続ける教師を育てる-制度と支援のあり方を考える-」を開催いたしました。
フォーラムには、共催していただいた和歌山県下?市内の教育関係者、本学だけでなく全国各地の大学関係者、学生、地域住民など、事前の申し込み人数を上まわる約200名が出席して下さいました。
最初の日向信和氏(文部科学省初等中等教育局企画官)による基調講演では、8月28日にとりまとめられたばかりの「教職生活の全体を通じた教員の資質能力の総合的な向上方策(中教審答申)」について、今後、教職大学院における取組をはじめとする改革モデルを参考としながら、教員養成を修士レベル化し、教員を高度専門職業人として明確に位置づける方向性が示されたこと等が示されました。
その後、松浦善満氏(本学教員)のコーディネートのもと、日向氏、中教審特別部会委員でもある松木健一氏(福井大学)と岸田正幸氏(和歌山県教育委員会)、それに本学教員で医師でもある小野次朗氏をシンポジストに、シンポジウム「成長し続ける教師を育てる」が行われました。松木氏からは、福井大学と福井県教育委員会とが連携し、ミドルクラスを中心に進められている教職大学院の実際について、岸田氏からは教職大学院を通した初任者研修のプランについて、小野氏からは教員と医師養成システムの比較も交えながら成長し続ける教師とそれを支援する大学の取り組みについて報告がありました。そして、会場からの発言も含め、生涯にわたる具体的な教師の資質向上のあり方について議論しました。
次に、休憩時間を利用したポスター発表をはさみ、3つの分科会が開催されました。
第1分科会では「新しい教員養成コアカリキュラムをどう創るか-教科指導の力量を高めるために-」、第2分科会では「ミドルリーダーの育成とマネジメント能力」、第3分科会では「大学と行政?学校との連携で進める現職教育-初任者研修の改善を中心に-」をテーマに、それぞれの分科会において、学校現場や教員研修の企画運営、大学で教員養成に携わる方々から報告され、各分科会会場ともに活発な意見交換が行われました。
全体を通して、教師の生涯にわたる学びと成長のための課題や今後の方向性について議論が深まり、大変盛況なフォーラムとなりました。
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○開会挨拶 学長?
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○開会挨拶 学部長?
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○シンポジウムの様子
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○ポスター発表
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○分科会
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