2023年度以降入学者の課程?コース紹介
教育学部は、その前身を明治初期に発足した師範学校に置き、現在に至るまで150年近くの歴史を持った本学でもっとも古い学部です。
近年の教育を取り巻く環境の変化、たとえば公立小学校における特別支援学級の増加や教科担任制の導入、ICTを活用した多様な学びへの対応など、現在の学校教員に幅広い専門性が求められています。
また、児童?生徒数の減少による小?中学校の小規模校化が都市部においても進行している和歌山県では、小規模校教育に対応できる教員を養成することが喫緊の課題となっています。
本学部では、これらの教育課題と向き合いながら、「地域とともに学びの未来を拓く教師」を育てるため、2023年度より学校教育教員養成課程を改革し、学校教育コース?支援教育コースの2つのコースを設置します。
- 学校教育コース 子どもの発達や教科のつながりを理解し、現代的教育課題の解決に取り組み学校教員を養成します。
- 支援教育コース 特別な教育的ニーズを有する子どもの特性を多角的に理解し支援できる学校教員を養成します。
2022年度以前入学者のコース
- 初等教育コース 児童の発達や教科のつながりなどを総合的に捉え、小中連携の視野を持った小学校教員の養成をめざします。
- 中等教育コース 教科(分野)の専門性を深めつつ、中学校?高等学校教員の養成をめざします。
- 特別支援教育コース 特別なニーズを有する子どもの教育について、専門的知識や理論を身につけながら実践的な指導能力を養い、両者のバランスに優れた教員の養成を目的とします。