アシスト瓦にお礼状が届きました/【開催報告】むすぼら発足記念 緊急ボランティア アシスト瓦づくり
公開日 2021年03月11日
災害科学?レジリエンス共創センターでは、東日本大震災発生から10年が経った2021年3月11日、「防災?減災?復興の担い手づくり」を目的に、常設の災害ボランティア拠点を立ち上げ、和歌山大学災害ボランティアステーション(愛称:むすぼら)と名付けました。
いま?ここでできるボランティア~地震被災地に手作り瓦を送ろう
去る2月13日に福島県沖地震が発生しました。福島県内では、多くの家屋の屋根瓦がずれたり崩落したりする被害が発生し、業者による修復が追い付いていない状況です。雨漏りでカビが発生している家など、早急な対策が必要になっています。
現在、「NPO法人災害救援レスキューアシスト」という団体が、被災家屋の屋根瓦応急措置の活動をされており、応急用の瓦の代用品「アシスト瓦」を募集しています。
みんなで「アシスト瓦」手作りして寄附します。
*「アシスト瓦」とは、段ボールとビニルシートで手作りする応急用の瓦の代用品で、小学生でも簡単に作れます
日??時:2021年3月11日(木) 10:00~13:00 途中入退出自由
場??所:東3号館(教育学部棟)南103号室 紀伊半島価値共創基幹 Kii-Lab.
対??象:和歌山大学の学生?教職員
*ご参加の際は、マスクの着用と手指消毒にご協力をお願いいたします。
*体調のすぐれない方、37.5度以上の発熱のある方は参加をご遠慮ください。
開催報告
3月11日のむすぼら発足を目前に、折しも、福島県沖では先月2月13日に東日本大震災の余震とみられるマグニチュード7.3もの地震が発生、福島県内で多くの家屋の屋根瓦が崩落するなどの被害が発生していました。
むすぼらでは、開設記念行事を、緊急のボランティア活動とすることに決め、近畿の緊急事態宣言の解除を待つようにして、学生?教職員に呼びかけました。
コロナ禍の今、被災地から遠い和歌山でもできる「アシスト瓦*づくり」です。
朝10時の開始には、学生?教職員など20名もが集まってくれました。3~4人1組となって、分担?協力しながらも、殆どの参加者は3時間近く休むことなく作業を続けました。
瓦には、暖かいメッセージやイラストが丁寧に書き添えられ、完成した総数は51枚に上りました。
ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。皆さんの熱い思いをお預かりし、福島県新地町に確かにお送りしました。
7月21日 NPO法人災害救援レスキューアシストさんから、お礼のお手紙(下段画像参照)と、活動報告書が郵送されて参りました。
活動報告書は同団体のホームページ(こちら)からもご覧になれます。
なお、むすぼらでは、一緒に活動するメンバーを募集しています。和歌山大学の学生?教職員ならどなたでも歓迎いたします。
むすぼらのページはこちら
お問い合わせ先:musubora@ml.wakayama-u.ac.jp