[学会発表]CAUTHE Annual Conference 2017にて研究発表を行いました
公開日 2017年03月02日
2017年2月7日(火)~10日(金)の日程で、Council for Australasian Tourism and Hospitality Education (CAUTHE)第27回大会がニュージーランド?オタゴ大学にて開催され、本学国際観光学研究センター(CTR)から加藤久美(CTR副センター長/観光学部教授)、吉田道代(観光学部教授)、八島雄士(観光学部教授)、アダム?ドーリング(CTR専任研究員/准教授)、永井隼人(CTR専任研究員/講師)の合計5名の研究員が参加しました。その他、本大会には本学大学院観光学研究科博士後期課程のリカルド?ニコラス?プロガノ、観光学部3回生の岩永沙緒理の2名も参加し、現在取り組んでいる研究について発表を行いました。また、本学特別主幹教授のグレアム?ミラー(CTR副センター長/サリー大学教授)、トーマス?ヒンチ(CTRスポーツ研究ユニットリーダー/アルバーター大学教授)、ブレント?リッチー(CTRマネジメント研究ユニットリーダー/クイーンズランド大学教授)の3名も大会に参加し、大会期間中は現在各特別主幹教授を中心にCTRで取り組んでいる共同研究についての議論等が活発に行われました。
CAUTHEは観光研究が盛んなオーストラリア、ニュージーランドの研究者を中心に創設された国際学会で、有力学術雑誌Journal of Hospitality and Tourism Managementを発行するなど、アジア太平洋地域で最も活発な観光研究の国際学会の1つです。今年の大会には世界各地から約250名の研究者が参加し、200本以上の論文が発表されました。なお、今回ブレント?リッチー教授は、これまでの観光研究?CAUTHEへの貢献が認められCAUTHE Fellowの称号を授与されました。
<本学の研究者?学生が関わった発表論文>
- ? Spiritual tourism trends in Japanese pilgrimage routes: The case of Kumano Kodo (Ricardo Nicolas Progano)
- ? Surf City Miyazaki: A genealogy of surf tourism development in rural Japan (Adam Doering)
- ? The early emergence of Japanese DMOs: Exploratory insights from Miyazaki, Japan (Hayato Nagai, Adam Doering, Yuji Yashima)
- ? Transforming the image of a former industrial area with art projects: The case of Kitakagaya, Osaka, Japan (Saori Iwanaga, Kurumi Shimakawa, Michiyo Yoshida)
- ? Enmusubi tourism: Commercial and regional development in Izumo city, Japan (Michiyo Yoshida)
- ? Loss, hope and world heritage: Narratives of endings and beginnings along Japan’s Kumano Kodo pilgrimage trail (Adam Doering, Hazel Tucker, Kumi Kato)
◆大会公式ウェブサイト: http://www.otago.ac.nz/cauthe2017/index.html
◆CAUTHE公式ウェブサイト: http://cauthe.org/