和大産学連携通信 No.93(2025年2月号)
公開日 2025年02月26日
目次
1.NEWS
2.研究紹介
3.和大産連センター活動カレンダー
4.技術相談受付けています
5.編集後記
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1.NEWS
a)【教育学部】教育実践による地域活性化事業フォーラム報告会を3月3日(月)に開催します。(再掲)
「地域に根ざし、地域で学ぶ」教員の養成を目指して開始された、和歌山大学教育学部「へき地?複式教育実習」の取り組みは今年度で23年目を迎えました。
当フォーラムでは、本年度の事業成果の一端を発表するとともに、今後の方向性についても議論したいと思います。
参加費無料、どなたさまにもご参加いただけます。
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b)【システム工学研究科】2024年度 情報処理学会関西支部 支部大会において学生優秀発表賞を受賞。
システム工学研究科の大学院生(博士前期課程1年)が、2024年度 情報処理学会関西支部 支部大会において、「深層学習を用いたコーカソイドとモンゴロイドにおける男女顔面形状に関する特徴分析」の発表で、学生優秀発表賞を受賞しました。
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c)【システム工学研究科】第19回ダイワハウスコンペティションにおいて大和ハウス工業賞を受賞。
システム工学研究科の大学院生(博士前期課程1年)が、学生のみならず若手建築設計科の登竜門的な建築デザインコンペである、第19回ダイワハウスコンペティションにおいて、「上下するクラシ」と題した建築デザインで、大和ハウス工業賞を受賞しました。
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d)【システム工学研究科】Optics & Photonics Japan 2024において優秀講演賞を受賞。
システム工学研究科の大学院生(博士前期課程2年)が、日本光学会のOptics & Photonics Japan 2024において、「インコヒーレントフーリエタイコグラフィにおける波長情報の偏光符号化を用いたカラーイメージング」の発表で、優秀講演賞を受賞しました。
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e)【観光学部】「海南市大崎ガイドブック」を作成?発行しました。
2020年度より活動してきた海南市大崎LPP(地域連携プログラム)ではこの度、大崎を訪れたことのない人に大崎地区の観光スポットや豊かな自然と歴史、食を伝えるために、「海南市大崎ガイドブック」を作成?発行しました。
ガイドブックでは大崎地区の魅力、地域の方へのインタビュー、大崎の四季ごとの魅力を調査したフェノロジーカレンダー、大崎の様々な側面について解説する「大崎のひそひそ話」、おおさき周遊MAPが掲載されています。
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f)【CTR】研究員である佐野 楓准教授(観光学部)らによる共著論文が、国際的な学術誌に掲載されました。
国際観光学研究センター(CTR)研究員である佐野 楓准教授(観光学部)らによる共著論文が、「International Journal of Tourism Research」(Wiley)に掲載されました。
「International Journal of Tourism Research」は、観光学の分野における国際的な学術誌です。本論文では、ルーラル地域における観光客のモビリティパターンを追跡する方法と技術について、観光客の個別の移動形態に焦点を当てるのではなく、交通研究における新たな概念とのより密接な関係性を持たせることで、より革新的な理論的アプローチに繋がる可能性が示唆されました。
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2. 研究紹介
システム工学部 宮本 伸一 教授 「安全?安心?高信頼な自営系無線システムのための電波環境の構築」
DX推進のためには、様々な産業分野において自営系無線システムの導入が必要です。しかし、通信事業者が集中的に管理するライセンスバンドと異なり、低信頼(途切れる、つながらない、遅い)、危険(セキュリティの脆弱性)など様々な問題が指摘されています。本研究では、自営系無線システムを用いた情報伝送が抱える問題のうち、各種電気電子機器(高周波利用設備、工作機、農機など)から非意図的に輻射される人工雑音に起因する問題の解決を目的として、現場での電波環境の調査、人工雑音の発生源となる機器の特定、人工雑音の性質の明確化、人工雑音の性質に基づく対策技術の考案を行います。
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3.和大産連センター活動カレンダー
産学連携イノベーションセンターの最近の活動と活動予定を掲載しています。
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4.技術相談受付けています。
技術相談をお寄せください。和歌山大学 産学連携イノベーションセンターでは積極的に企業の皆様からの技術相談に対応いたします。「お問い合わせ」申込フォームよりご連絡下さい。
和歌山大学で対応が難しい場合はMOBIO(ものづくりビジネスセンター大阪)の産学連携機関に登録している39の大学?高専と連携して、対応可能な研究者をご紹介します。近隣の府県の研究機関(公設試)でも技術相談を受け付けています。研究的開発的要素のあるものは大学に向いていますが、単なる測定などは、むしろ公設試が適しています。その様な事案については公設試を紹介して問題解決に当たります。
5. 編集後記
今月は寒波がやってきて各地で大雪を降らせたと思ったら、今週は急に暖かくなり、今週末には20℃を超える予報になっています。先日学内の梅の花も満開になっていました。着実に春はやってきていますね。その分花粉症の方にはつらい季節だと思います。万全の対策をしてお過ごしください。(野原)
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連絡先 国立大学法人 和歌山大学 産学連携イノベーションセンター URA室
ura@ml.wakayama-u.ac.jp TEL 073-457-7564
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