和大産学連携通信 No28(2019年5月号)
公開日 2019年05月27日
目次
1.NEWS
2.客員教授紹介? 細田朝夫(和歌山県工業技術センター副所長)
3.和大産連センター活動カレンダー
4.技術相談受付けています
5.編集後記
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1.NEWS
a)?「MOBIO?テーマ別大学?高専合同研究シーズ発表会『プラスチック?樹脂(材料?加工)』編」 開催予告
【日 時】令和元年6月19日(水) 14:30~
【場 所】クリエイション?コア東大阪 南館3階 クリエイターズプラザ
技術交流室B(研究シーズ発表)? 技術交流室A(シーズ展示会場)
和歌山大学から、システム工学部の菊地邦友助教の講演と実演があります。
6/19(水) 16:00~16:30「ソフトアクチュエータ?センサの高機能化と応用デバイスに関する研究」
《概 要》
近年、機能性高分子材料の研究開発が盛んに行われており、「人工筋肉」やセンサとして利用可能なやわらかいスマート材料が注目を集めています。本発表では、私どもが研究に取り組んでおります導電性高分子を用いたソフトアクチュエータ?センサの高機能化のための作製方法、および応用デバイスについて紹介いたします。
ご興味のある方は是非ご参加下さい。
詳細はコチラをご覧ください。
b)「令和元年度 和歌山大学産学官見学交流会」開催予定
?本年度も3研究室の見学と交流会を開催します。
【日 時】令和元年7月2日(月)15:00~18:30
【場 所】和歌山大学 産学官連携イノベーションセンター(北4号館) 多目的研究室
【見学研究室】
システム工学部 システム工学科 電子計測メジャー 情報フォトニクス研究室
システム工学部 システム工学科 知能情報学メジャー Spatial Augmente Reality Lab.?
システム工学部 システム工学科 メディアデザインメジャー 聴覚メディア研究室
c)「糖質応用研究コンソーシアム」のご案内
「糖質応用研究コンソーシアム」は和歌山大学教育学部准教授山口真範先生の「糖鎖研究」をコアに大学、関連企業?研究機関などが連携し、主に糖質における研究、製造技術の発展を加速させ、実社会への貢献を目指し、「糖鎖を用いて共に人類の未来へ貢献を」実現していきたいと立ち上げました。
糖鎖にご関心のある企業様、研究機関におかれましては是非ご入会のほど宜しくお願いいたします。
「糖質応用研究コンソーシアム」のご案内
◆目的:糖質における研究、製造技術の発展、実社会への貢献
◆会員対象:製造(食品?化粧品?医薬品など)企業及び関連研究者?学生など
◆申込方法:以下申込フォームよりお申込下さい。
「糖質応用研究コンソーシアム」申込フォーム
2.客員教授紹介? 細田朝夫(和歌山県工業技術センター副所長)
?? この度、和歌山大学産学連携イノベーションセンター客員教授を拝命いたしました細田朝夫です。私は、化学系企業で6年間勤務した後に、平成8年から和歌山県工業技術センターに所属し、主に、有機合成?有機化学分野における企業支援、研究活動に従事してきました。この間(2006年から4年間)に、当時の和歌山大学地域共同研究センターにおいて、自治体施策連携推進(化学部門担当)の客員教授として活動させていただき、和歌山大学と県内化学系企業との連携?交流にも微力ながら貢献させていただきました。今回、産学連携イノベーションセンター客員教授ということで、再び大学による地域貢献への一翼を担える機会をいただきました。
私が所属する工業技術センターは、大学等が保有する技術シーズを企業等で活用するための「橋渡し機関」としての役割を担っており、近年、そのための機能強化を進めています。現在、副所長(技術)として、この取組を牽引していることから、産学連携イノベーションセンター客員教授としての活動と工技センターでの取組が、大学と企業との橋渡しに貢献できるものと考えています。技術の橋渡しで重要になるのは、技術シーズを保有する研究者と利用したい企業関係者とのマッチング、その後の研究体制の構築になりますが、研究体制の構築には、設備や人員の面で準備に時間を要することがあります。特に、小規模な企業やベンチャー企業において困難なケースがあり、このような時に、工業技術センターの設備利用(機器貸付)や研究員を巻き込んだ共同研究等で橋渡しを行っています。近年では、5つのオープンラボ(フードプロセッシング、レザー&テキスタイル、3Dスマートものづくり、ケミカルスマートものづくり、自動化促進)の整備も完了しており、私としては、これらを活用し、和歌山大学発の技術を共同研究等に進められるように取組みたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。
3.和大産連センター活動カレンダー
産学連携イノベーションセンターの最近の活動と活動予定を掲載しています。
詳細はコチラをご覧ください
4.技術相談受付けています。
技術相談をお寄せください。和歌山大学 産学連携イノベーションセンターでは積極的に企業の皆様からの技術相談に対応いたします。
「お問い合わせ」申込フォームよりご連絡下さい。
和歌山大学で対応が難しい場合はMOBIO(ものづくりビジネスセンター大阪)の産学連携機関に登録している35の大学?高専と連携して、対応可能な研究者をご紹介します。近隣の府県の研究機関(公設試)でも技術相談を受け付けています。研究的開発的要素のあるものは大学に向いていますが、単なる測定などは、むしろ公設試が適しています。その様な事案については公設試を紹介して問題解決に当たります。
5.編集後記
?長かったゴールデンウィークも過ぎ、若葉も茂り初夏の季節になりました。
海あり山あり和歌山の自然は四季ごとにいろいろな顔を覗かせます。地元の方々にとっても、遠方や海外からの来訪者にとっても魅力的な和歌山に関西方面にお越しの際は、是非一度お立ち寄り下さい。(米田)
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ご意見、感想、質問、情報等をお寄せ下さい。
連絡先 国立大学法人 和歌山大学 産学連携イノベーションセンター URA室
liaison@ml.wakayama-u.ac.jp? TEL 073-457-7564
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編集 国立大学法人 和歌山大学 産学連携イノベーションセンター
コーディネーターグループ 鈴木、前田、米田
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