和大産学連携通信 No26(2019年3月号)
公開日 2019年03月25日
目次
1.NEWS
2.技術紹介「視覚によるロボットアームの高速な位置と姿勢の制御法の開発」
3.和大産連センター活動カレンダー
4.技術相談受付けています
5.編集後記
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1.NEWS
a)?「メディカル ジャパン 大阪」開催報告?
?メディカル ジャパン 大阪において、関西広域連合主催の「研究成果企業化促進セミナー」が開催されました。
【日 時】 2019年 2月20(水)?~2月22(金)
【会 場】 インテックス大阪 (大阪市住之江区南港北1-5-102)
【発表テーマと発表者】(和歌山大学関係) 2月22日(金) 13:30 ~ 14:00
「和歌山県全域で取り組む運動による介護予防の効果」 教育学部教授 本山 貢
詳細はコチラをご覧ください。? ?
b)?「AI技術講演会」 講演会報告
和歌山県主催の「AI技術講演会」において、システム工学部の八谷先生が講演しました。
【日 時】 2019年 3月5(火) 4:00~?16:00
【会 場】 和歌山県工業技術センター (和歌山市小倉60)
【講演テーマ】「最先端の機械学習とその応用」
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c)「パテント?アイデアソン」開催報告
特許?知的財産を題材にして、新しいサービスや新商品を考えるイベント「パテント?アイデアソン」を行いました。
【日 時】 2019年 2月22(金) 10:00~
【会 場】 和歌山大学 栄谷会館
【開催内容】 グループで協力して短期間でアイデアを出し合い、ひとつのプランを作り上げる、「アイデア」と「マラソン」から作られた造語「アイデアソン」。今回は、富士通株式会社が持つ特許?知的財産を題材にして、新しいサービスや新商品を考えグループ毎に発表いたしました。
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d)「第3回糖質応用研究コンソーシアム」開催報告
?第3回「糖質応用研究コンソーシアム」開催を開催いたしました。
【日時】2019年 3月 13日 (水:14時~17時)
【場所】和歌山大学 産学連携イノベーションセンター 多目的研究室(北4号館)
当日は会員企業「丸共バイオフーズ株式会社」様、「日産化学株式会社」様、「東洋インキSCホールディングス株式会社」様、「大塚化学株式会社」様より発表を行い、その後、「糖鎖活用について」フリーディスカッション形式で活発な議論が行われました。
e)「日本国際観光映像祭」開催報告
?和歌山大学 観光学部 観光学科 木川 剛志 准教授は、日本の観光振興のため、観光映像を模索する国際イベント「第1回日本国際観光映像祭-Japan World’s Tourism Film Festival-」を開催致しました。第1回日本国際観光映像祭のグランプリは「Quito my Story」、日本部門グランプリは「Yoron Island Japan in 8K HDR – 与論島」に決定いたしました。
【日時】:2019年3月13日(水)14日(木)
【会場】:大阪工業大学梅田キャンパス 常翔ホール大阪市北区茶屋町1番45号
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f)「情報処理学会第81回全国大会」にて学生奨励賞を受賞
?2019年3月14日~16日、福岡大学で開催された情報処理学会第81回全国大会において、和歌山大学 システム工学部 視覚メディア研究室の辻野弘章君が学生奨励賞を受賞しました。
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g)「第13回応用物理学会Poster Award」を受賞
システム工学研究科ナノテクノロジークラスタの石田一将さん(光機能?ナノ材料グループ)が、3月9日(土)から3月12日(火)にかけて行われました、第66回応用物理学会春季学術講演会で第13回応用物理学会Poster Awardを受賞しました。
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2.?技術紹介「視覚によるロボットアームの高速な位置と姿勢の制御法の開発」和歌山大学 システム工学部 機械電子制御メジャー 准教授 丸 典明 氏
?自動車やバイクなどの工場では、吊り下げた部品を把持して組み付けるタスクの自動化が望まれています。吊り下げた部品は移動に伴い不規則に揺れるために、カメラで見てから動くルックアンドムーブではロボットアームにより把持することができません。そこで丸 准教授は、視空間誤差を用いた仮想バネダンパ仮説に基づいたダイナミックビジュアルサーボにより、キャリブレーションエラーに強く、計算量が少ない高速な位置と姿勢の制御法を開発しました。
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3.?和大産連センター活動カレンダー
産学連携イノベーションセンターの最近の活動と活動予定を掲載しています。
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4.技術相談受付けています。
技術相談をお寄せください。和歌山大学 産学連携イノベーションセンターでは積極的に企業の皆様からの技術相談に対応いたします。
「お問い合わせ」申込フォームよりご連絡下さい。
和歌山大学で対応が難しい場合はMOBIO(ものづくりビジネスセンター大阪)の産学連携機関に登録している36の大学?高専と連携して、対応可能な研究者をご紹介します。近隣の府県の研究機関(公設試)でも技術相談を受け付けています。研究的開発的要素のあるものは大学に向いていますが、単なる測定などは、むしろ公設試が適しています。その様な事案については公設試を紹介して問題解決に当たります。
5.編集後記
?昨年4月より文部科学省「科学技術人材育成のコンソーシアムの構築事業」で行われている地域特性を活用した「多能工型」研究支援人材養成のプログラムに参加しておりました。
研究活動の把握、知財管理と契約、リスクマネジメント?コンプライアンス、ファンド申請への対応、企業の研究開発活動の理解、プロジェクトの企画立案からプロジェクト関係者間の調整能力の涵養など多岐渡る内容で、特にあまり機会のなかった他大学のURAの皆さんと一緒にグループ討議や様々な実習を通じ「産学連携」に携わる者の共通の悩みや、各大学ごとの特徴のある施作などを伺う機会があり、非常に参考になる内容でした。これからの業務に活かしながら、地域の特性を生かした和歌山大学らしい施策など企画していきたいと思っております。(米田)━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□━□━□━━
ご意見、感想、質問、情報等をお寄せ下さい。
連絡先 国立大学法人 和歌山大学 産学連携イノベーションセンター URA室
liaison@ml.wakayama-u.ac.jp? TEL 073-457-7564
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編集 国立大学法人 和歌山大学 産学連携イノベーションセンター
URA 恵下、コーディネーターグループ 鈴木、前田、米田
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