和大産学連携通信 No25(2019年2月号)
公開日 2019年02月20日
目次
1.NEWS
2.研究紹介「半導体量子ドットを用いた近赤外広帯域光源開発」
3.和大産連センター活動カレンダー
4.技術相談受付けています
5.編集後記
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
1.NEWS
a)?「第3回 起業家育成?地域産業育成のための知財講演会」 開催報告?
和歌山大学 産学連携イノベーションセンターでは、本年度から表記の知財講演会(参加者は学内のみ)を開催しています。今回(第3回)の開催報告です。
【日 時】 2019年 1月21(月) 10:50~
【会 場】 産学連携イノベーションセンター 1F?多目的研究室
【開催内容】 起業志望学生による事業内容プレゼンと特許検索の活用法
3名の起業志望学生による事業内容プレゼンがなされ、それぞれに小門知財専門職員から特許検索(J-PlatPat)に基づいたコメントがありました。また、富士通セミコンダクターの石渡客員教授から
「ビジネス特許とは」の講演もなされました。
詳細はコチラをご覧ください。? ?
b)?「メディカル ジャパン 大阪」 開催告知
【日時】2019年 2/20(水)?~?2/22(金)
【会場】インテックス大阪 (大阪市住之江区南港北1-5-102)
【発表テーマと発表者】(和歌山大学関係)
「和歌山県全域で取り組む運動による介護予防の効果」 教育学部 教授 本山 貢
詳細はコチラをご覧ください。?
c)和歌山大学 観光学部 観光学科 木川 剛志 准教授 東アジア初の国際観光映像祭を、大阪で開催
これからの日本経済の発展にはインバウンド誘客が重要な鍵となります。インバウンドをどのように誘客するのか、サスティナブルに観光地を経営するにはどうするのか、それには高度なデジタルマーケティングが必要となります。そして、そのコアとなるのが観光映像です。本映像祭は、ポルトガルの老舗国際観光映像祭ART&TURと連携することになりました。これによって世界中から世界最先端の観光映像が届きます。そして、日本中で様々な観光映像が日々生まれています。
こんな映像が一堂に集まり、一緒に鑑賞する。そして、観光、映像、5Gといった通信技術の専門家たちと一緒にこれからの観光映像の形を模索します。その第一回を大阪で開催いたします。
日本国際観光映像祭-Japan World’s Tourism Film Festival-
【日時】:2019年3月13日(水)14日(木)
【会場】:大阪工業大学梅田キャンパス 常翔ホール大阪市北区茶屋町1番45号
詳細はコチラをご覧ください。
d)「第3回 糖質応用研究コンソーシアム」のご案内
「糖質応用研究コンソーシアム」は和歌山大学教育学部准教授山口真範先生の「糖鎖研究」をコアに大学、関連企業?研究機関などが連携し、主に糖質における研究、製造技術の発展を加速させ、実社会への貢献を目指し、「糖鎖を用いて共に人類の未来へ貢献を」実現していきたいと立ち上げました。
糖鎖にご関心のある企業様、研究機関におかれましては是非ご入会のほど宜しくお願いいたします。
「糖質応用研究コンソーシアム」のご案内
◆目的:糖質における研究、製造技術の発展、実社会への貢献
◆会員対象:製造(食品?化粧品?医薬品など)企業及び関連研究者?学生など
◆申込方法:以下申込フォームよりお申込下さい。
「糖質応用研究コンソーシアム」申込フォーム
第3回「糖質応用研究コンソーシアム」のご案内
【日時】2019年 3月 13日 (水:14時~17時予定)
【場所】和歌山大学 産学連携イノベーションセンター 多目的研究室(北4号館)
【参加費】:無料(会員限定)
14:00 会長挨拶(和歌山大学教育学部 准教授 山口 真範)
14:05 会員企業紹介(予定)
16:30 糖鎖活用について(フリーディスカッション)
?お問い合わせ先?国立大学法人和歌山大学産学連携イノベーションセンター 米田則篤
℡: 073-457-7564 mail: liaison@center.wakayama-u.ac.jp
2. 研究紹介「半導体量子ドットを用いた近赤外広帯域光源開発」
和歌山大学システム工学部応用物理学メジャー准教授 尾崎 信彦氏?
GaAs基板上に自己組織的に成長するInAs量子ドットは、発光波長が1.3ミクロン帯であり、これまで光通信用デバイスへの応用が盛んに研究されてきました。一方、この波長帯は生体への透過性が高いという特長もあるため、生体?医療用イメージングの光源としても有効です。我々は、自己組織化InAs量子ドットが持つサイズ分布による広帯域発光特性を活かし、医療用断層イメージングである光コヒーレンストモグラフィー(OCT)への光源応用を目指しています。
詳細はコチラをご覧ください。
3.?和大産連センター活動カレンダー
産学連携イノベーションセンターの最近の活動と活動予定を掲載しています。
詳細はコチラをご覧ください。
4.技術相談受付けています。
技術相談をお寄せください。和歌山大学 産学連携イノベーションセンターでは積極的に企業の皆様からの技術相談に対応いたします。
「お問い合わせ」申込フォームよりご連絡下さい。
和歌山大学で対応が難しい場合はMOBIO(ものづくりビジネスセンター大阪)の産学連携機関に登録している36の大学?高専と連携して、対応可能な研究者をご紹介します。近隣の府県の研究機関(公設試)でも技術相談を受け付けています。研究的開発的要素のあるものは大学に向いていますが、単なる測定などは、むしろ公設試が適しています。その様な事案については公設試を紹介して問題解決に当たります。
? 立春も過ぎ、日差しも徐々に強くなってきました。暖かい日は4月下旬の陽気な日もあれば、冬型の気圧配置だと雪がちらつくこともあり、寒暖差が激しく身体がついて行かない感じです。
さて、2月となりJSTやNEDO等の平成(今のところ)31年度各種事業の公募が始まっています。
JSTではシーズ育成から企業化開発
またNEDOからはNEDO事業制度紹介
で、多くの公募案内が有ります。
御社の製品開発に関連ある情報はご一読頂き、共同研究開発などで和歌山大学産学連携イノベーションセンターまで、ご相談ください。コーディネータグループが対応させて頂きます。寒暖差が激しいなかインフルエンザが猛威を振るっております。またスギ花粉の飛散が始まります。外出する時はマスクの着用をお薦めします。最後に自家菜園近くの野原に芽吹いていた蕗の薹の写真を添えます。(前田)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□━□━□━━
ご意見、感想、質問、情報等をお寄せ下さい。
連絡先 国立大学法人 和歌山大学 産学連携イノベーションセンター URA室
liaison@center.wakayama-u.ac.jp? TEL 073-457-7564
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
編集 国立大学法人 和歌山大学 産学連携イノベーションセンター
URA 恵下、コーディネーターグループ 鈴木、前田、米田
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■