平成25年度実践型インターンシップ体験発表会が行われました
公開日 2013年12月26日
平成25年度実践型インターンシップ体験発表会が11月19日(火)、基礎教育棟G103教室で行われ、今年度夏期に実践型インターンシップに参加した学生6グループが体験報告を行いました。
本発表会は、特に今後インターンシップへの参加を検討している2回生以下の学生にとって、実際に体験してきた先輩と受入先企業の方の話をじかに聞くことのできる貴重な機会として、当日は学生を中心に教職員や受入先企業の方など、あわせて約40名の参加がありました。
まずはじめに、和歌山大学キャリアセンターの木村亮介より、日本におけるインターンシップの現状と課題、本インターンシップ制度の狙いなどについて説明があり、その後、各グループの発表に移りました。
発表では、各グループ1名から3名が、インターンシップ参加のきっかけ、受入先企業と取り組んだ内容の紹介、また実践を通しての苦労や学びなどをスライドにまとめ報告しました。なかには今後の参加を検討している後輩に向けて熱のこもったメッセージを送るグループもあり、インターンシップを通じて得られた体験の重みが窺い知れました。
発表者のうちのひとり、観光学部3回生の谷口貴子さんは、有限会社シーエスピーにて展示会やイベント、また新商品企画などを行いました。発表のなかで「提出期限に提出すればよい学生とは違い、仕事では確認?訂正してもらう時間の余裕が重要なことが分かった」と話した谷口さん。今回のインターンシップを通じて、自分から仕事を見つけることの重要さや、失敗を恐れず積極的に行動する大切さなど、多くの学びがあったとの話に、参加者は真剣に耳を傾けていました。
各グループの発表のあとには受入先企業の方も登壇し、インターンシップ生の働きぶりや成果などについてコメントする場面もありました。発表会終了後も参加者と発表者や企業の間で交流の時間が持たれるなど、次年度のプログラムに向けても有意義な機会となりました。